一会にブーケを頼むメリット 本物の満足を約束するウェディングブーケを

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先日、とある方とこのHPについて話していたとき、
「ああ、そうか」と深く腑に落ちたことがあったので、今日はその話を。


その方から、
「花嫁さんがブーケを手にしている様子を動画で撮って載せたら?」
というアドバイスをいただきました。

なるほど、と思ったものの、現実的には難しい。
結婚式当日、ブーケを届けた後にずっと立ち会うわけにはいかないし、
ましてや花屋の立場で「動画を撮らせてください」とお願いするのは厚かましいかもしれない。
仮に花嫁さんから後日動画をもらったとしても、
ブーケが主役として映っているわけではないだろう。

「じゃあ、モデルとカメラマンを呼んでブーケを撮影したら?」
と言われたとき、直感的に「それは違う」と思った。

せっかくの提案に対して申し訳ないけれど、どうしても違和感があった。


結婚式関連のHPを見ると、花屋に限らず、
「一生に一度の大切な日、お二人の心に寄り添って」
といった言葉が並んでいる。

でも、実際に本当に「一人ひとりの花嫁さんの
希望を汲み取り、それを形にしているか?」と考えると、
なかなかそうではないのが現実だと思う。

 

結婚式場の花屋は、一日に何十件も担当することが珍しくなく、
打ち合わせ、仕入れ、制作と、それぞれ別の人が担当することも多い。

街の花屋さんは、より個別に寄り添ってくれるだろうけれど、

結婚式の場で最後まで花を美しく保つ技術や、友人だけではなく
年配のゲストまで考慮した提案までできるほどには

経験がないかもしれない。

 

 

では、一会の強みとは何か。

それは仕入れから制作まですべて一貫してこなせることも、

技術力に裏打ちされた美しいブーケを作れることも

これまでブーケ専門でやってきた25年の経験から

いろいろな角度での提案ができることも、

たしかに強みかもしれないけれども、それ以上に、

 


「花嫁さんの希望を汲み取り、それを形にできること」。


そして、

「そのためならどんな努力も惜しまない、という覚悟を決めていること」。

だと思う。 

 

 

一会の卒花嫁様たちが集う「イチエッタ倶楽部」には、
5年、10年、15年、20年前の花嫁さんが今もいて、
「インスタ見ています」と年賀状をくださる。

それだけ深く喜んでいただけたのは、
ただ美しい花を届けたからではなく、
結婚式当日、ドレスをまとった花嫁さんが、
ブーケを手にしたとき、

そのブーケから手のひらに、なにかが伝わったからだと思う。

結婚式という大切な日に、お二人によりそった花を作ること、

そして喜んでもらえること。

一会の場合、それは確かにエアプではない。

 花嫁様の中にある、 ぼんやりした希望やまだ明確ではない理想を すくいだして言語化して形にする それこそが一会のブーケ 


私が目指しているゴールは、
美しい花を作ることではなく、
花嫁さんに心から満足してもらうこと。

一会の特色は、「きれいなブーケを作れること」ではなく、
「たくさんの花嫁さんに、希望に合ったブーケを届け、
心から喜んでもらってきたという実績があること」。

私はアーティストではなく職人だし、それが楽しい。

実際に、誰かの手に持ってもらえる花。

生花ははかない、

でも一生、その人の心に残りさえするのだ。

 

 

ブーケはどこに頼むと良いか?という問いに、ひとつの答えになれば幸いです。

では皆様今日もお疲れ様でした。